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解体現場募集中

管理者です。静岡県浜松市を拠点に、解体工事を通じて「まだ使える価値ある木材」を救い出し、新たな命を吹き込む仕事に取り組んでおります。今回は、私たちが行っている「解体現場の募集」に関する背景と意義、そして皆さまにご協力いただきたい理由をお伝えしたく、このブログを執筆いたしました。

## はじめに
### 解体工事の現状と当社の取り組み
近年、空き家や老朽化した建物が全国的に増加し、倒壊リスクや景観の悪化、防犯上の問題などが各地で指摘されています。特に地方では高齢化と人口減少が進み、管理されないまま放置されている物件が目立ちます。

私たちは、こうした問題に対し、ただ建物を壊すだけでなく、「再利用できる資材を最大限活かす」という視点から解体に取り組んでいます。たとえば、築50年以上の木造住宅から取り出した梁や柱を再加工して、店舗の内装材として蘇らせる事例も増えています。私たちは、単なる解体業者ではなく、“古材の再生”という価値ある循環を創るパートナーでありたいと考えています。

### 解体現場募集の背景と目的
こうした取り組みを広げるためには、良質な古材を確保できる解体現場の情報が欠かせません。そこで現在、当社では「古材の再利用に適した建物の解体現場」を広く募集しております。

たとえば「実家を更地にして売却したい」「空き家の維持費に困っている」「倒壊が心配な納屋を処分したい」といったお悩みをお持ちの方にとって、当社のサービスがその解決の糸口になるかもしれません。

本ブログでは、なぜ解体現場を募集しているのか、その背景と想い、そしてご協力いただける方へのメリットについて、詳しくご紹介してまいります。

## 1.解体現場を募集する理由
### 古材の再利用による資源の有効活用
建物に使われている木材の中には、何十年、時には100年以上の時を経た貴重な古材が数多くあります。これらの木材は、時間をかけて乾燥し、独特の風合いや強度を持つようになります。現在ではこのような古材がインテリアや建築素材として再評価されており、特にカフェや古民家風の店舗などで人気です。

私たちは、こうした古材を「壊して捨てる」のではなく、「未来へ受け継ぐ素材」として再活用することに力を入れています。たとえば、古い納屋の梁をカウンター材に使ったり、柱を看板の素材にしたりといった具合です。これにより、環境負荷を抑えながら、新しい価値を創出することが可能になります。

### 地域密着型での循環型社会の推進
私たちが解体現場を募集している理由の一つは、地域に根ざした循環型の仕組みを作るためです。解体現場から出る資材を地域内で再利用すれば、無駄な運搬を減らし、地域経済にも貢献できます。

たとえば、浜松市内で解体された住宅の古材を、同市内の飲食店やショップの什器として再生することで、地域内の資源循環が実現します。さらに、古材の加工や販売にも地元の職人や工場が関わるため、地域の雇用創出にもつながります。

### 空き家・老朽建物の活用促進
現在、空き家問題は多くの地域で深刻化しています。放置された建物は、景観の悪化や災害時の危険性といった課題を抱えていますが、一方で「中に眠る価値」に気づかれていないケースも少なくありません。

私たちは、そうした建物の「中身」に注目しています。たとえば、古い母屋の床材や蔵の扉など、一見何の価値もなさそうに見える部分が、実は現代の設計やデザインの中で生まれ変わる可能性を秘めています。そうした素材の“発見”と“再生”を通じて、空き家の問題解決にも貢献していきたいと考えています。

## 2.募集対象と条件
### 募集する物件の種類と地域
当社が募集しているのは、古材の再利用が可能な木造建築物です。たとえば、昭和初期から中期に建てられた母屋、蔵、納屋、古民家などが対象となります。特に、無垢材や太い梁・柱、漆喰壁、木製の建具などが残っている建物は、貴重な素材が多く含まれているため、再利用の可能性が高いです。

地域については、主に静岡県浜松市を中心に、近隣の市町村(磐田市、袋井市、湖西市など)も対象としています。近距離での対応が可能なため、査定から解体、資材の引き取りまでスムーズに対応できます。

### 解体可能な建物の条件
すべての建物が対象になるわけではありませんが、以下のような条件を満たす場合は、前向きに検討させていただきます。

– 木造または木造が主体の混構造であること
– 屋根や外壁の一部に傷みがあっても、内部に使える資材が残っていること
– 所有者の同意があり、解体の許可が得られていること

また、「どう見てもボロボロで価値がないのでは…」と思われる建物でも、意外と使える素材が眠っていることがあります。たとえば、屋根裏に使われていた丸太の梁や、土間に敷かれていた厚みのある木板など、再利用価値の高い資材が出てくることもあります。まずはお気軽にご相談ください。

### 解体までの流れと対応内容
ご相談から解体完了までの流れは、以下のようになります。

1. **お問い合わせ・現地確認**
まずは建物の所在地や写真などの情報をお知らせください。担当者が現地を確認し、再利用可能な資材があるかどうかを判断いたします。

2. **査定とご提案**
資材の再利用価値を見極めたうえで、査定金額や解体方法をご提案します。この段階でお客様のご要望やスケジュールを丁寧に伺います。

3. **契約・解体作業の実施**
ご納得いただけましたら、契約のうえで解体作業を開始します。解体中も、価値のある資材は丁寧に取り外し、再利用に向けて保管・運搬いたします。

4. **清掃・整地・お引き渡し**
作業後は現場をきれいに整地し、お引き渡しとなります。土地の売却や再活用をお考えの場合も、ご相談に応じます。

このように、当社ではただ解体するのではなく、建物に宿る「価値」を丁寧に引き出しながら、お客様のご負担を減らすことを目指しています。

## 3.ご協力いただくメリット
### 高価買取と査定の透明性
当社では、解体前に専門スタッフが現地を丁寧に確認し、使用可能な古材の価値をしっかりと見極めた上で査定いたします。古材市場の相場を踏まえた価格設定を行っているため、「なぜこの金額になるのか」が明確で、安心してご依頼いただけます。

たとえば、過去に解体した古民家では、天井裏に使われていた太鼓梁(たいこばり)が市場価値の高いものであったことから、査定額が大きく上がった事例もあります。こうした素材は、店舗内装や家具製作などで引き合いが強く、資材として再流通させることで適正な価値をお返しすることが可能になります。

### 地域社会への貢献と安心感
私たちの活動は、単に木材を再利用することにとどまりません。地域の空き家問題や老朽化した建物の安全対策としての役割も担っています。ご協力いただくことで、ご自身の土地やご実家の再生が進むだけでなく、地域の安全や景観の向上にもつながります。

また、再利用された古材が地域のカフェや商業施設などに生まれ変わることで、思い出の詰まった素材が形を変えて息づいていく。そんな“再会”の機会が生まれることもあります。自分たちの住んでいた家の柱が、町の新しいランドマークの一部になる——そんなつながりが喜びとなることも少なくありません。

### スムーズな手続きとサポート体制
「解体って、どこから手をつけたらいいかわからない」というお声を多くいただきます。そこで当社では、初回のご相談から現地確認、査定、契約、解体作業、整地・引き渡しまで、すべてを一貫して対応いたします。

また、補助金の活用についてのアドバイスや、土地の再利用に関するご相談にも対応可能です。たとえば、「家を壊した後、土地を売る予定がある」という場合も、解体から売却までの流れをトータルでサポートいたします。

解体作業には不安がつきものですが、私たちは「古材を活かす」というポジティブな視点から、お客様の大切な一歩を全力でサポートしてまいります。

## まとめ
古材には、時間をかけて育まれた味わいや風格、そして人の暮らしの歴史が刻まれています。私たちはそれを「単なる資材」ではなく、「次の時代へつなげる価値ある素材」として捉え、丁寧に活かすことを使命としています。

空き家や老朽化した建物を「壊す」のではなく、「未来へ受け渡す」ための一歩として、今回の解体現場募集を進めています。使われなくなった家や納屋、蔵といった建物が、解体を通じて地域のカフェや店舗、住宅の一部として新たに生まれ変わる。その流れの中に、皆様のご協力が必要です。

「思い出の詰まった建物を無駄にしたくない」「家を片付けたいけれど、どこに頼めばいいかわからない」——そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。古材再生という形で、あなたの大切な建物の“次の物語”を一緒に紡いでいけたら嬉しく思います。

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